知覧・風の丘美術館
先日、S.Yワーク佐藤先生のセミナーに参加してきました。
場所は鹿児島県の知覧。
昔、この飛行場から多くの若者が特攻隊として飛び立っていきました。
今回は平和記念館より、多くの特攻隊員が「母」と呼んでいた「鳥濱トメ」さんの義理のお孫さんである、鳥濱初代さんのお話を伺うためです。
富屋旅館で初代さんからトメさんのお話を聞きました。
お話は心に沁み込むように伝わってきます。
聞いていて、大きな母の優しさと強さを感じずには居られませんでした。
短い人生ので、特攻隊員が最後に感じた優しさだったでしょう。
二日目は大野勝彦さんの「風の丘美術館」に行きました。
20年以上前、事故で両手を失いました。働き盛りの45歳のときだったそうです。
その後、家族の愛、感謝することを強く思い、書と絵で、なんと素晴らしい美術館を建てられました。
そのバイタリティーはすごいものです。
好奇心とエネルギーは衰えておりません。
素晴らしい方でした。
絵も書も自己流で、「誰にも習ったことはありません。魂で書いています」と、言っておられました。
まさにその通りです。
特攻隊も大野さんも、その命を燃やしていました。
皆さんの命のスイッチは入っていますか?
その命は燃えていますか?
あなたの命を何に使いますか?
康次郎