白石康次郎 spirit of yukoh ブログ
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白石康次郎 spirit of yukoh ブログ
spirit of yukoh
単独世界一周ヨットレース「5-OCEANS(5オーシャンズ)」にspirit of yukoh号に乗り込み、日本人初のクラスⅠにてチャレンジする海洋冒険家、白石康次郎の公式(オフィシャル)ブログページです。
by kojiro_shiraishi
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康次郎の世界一周 Ship's Log 2-27
LT12:00 UTC16:00 日本時間:2月28日 01:00

緯度:16-54,4S 経度:35-49,2W 
天候:BC 東北東:16kt 気圧:1015hp 温度:31℃ コース:23度  艇速:11kt

すごい夜だった。
夕方からスコールがひっきりなしに船を襲った。
無風から強風まで、さまざまな風をユーコーに浴びせかける。
結局安定した空になったのは今日の昼前。
12時間以上、スコールと格闘し一睡もできなかった。
ちょうど富山のKNBのラジオ出演だったが、申し訳ないことをした。
ほんの少しだけ話し、失礼してしまった。
富山の皆さん、申し訳ありませんでした。

今日も相変わらず、パンティングと灼熱地獄。
しかし、平常心を保っている。
これも修行のおかげかな。
熱さにもなれてきた。

コースも何とか保てるようになり、風も徐々に東へシフトしてきている。
もう少し東から南へシフトすると、パンティングもなくなるのだが。
なかなか思うようには行かないものだ。
デッキも船内もカッパもみんなウエットである。
びしょびしょだ。
ブラジルの方を回り込めばフォローの風になり、船内やいろいろな物を乾かせるだろう。

良い事。
一回、時間は短かったが大量の雨を降らせるスコールが来た。
全力で頭を洗う。
43日ぶりに頭を洗うことができた。
なんだか頭が軽くなったような感じだ。

これはスコールに感謝しなければならない。
ありがとう。

サラサラの康次郎





あと少しの辛抱だ。


康次郎
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by kojiro_shiraishi | 2007-02-28 09:36 | Comments(9)
Photo
雲が多く、走りにくい一日でした。

康次郎

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写真:白石康次郎(撮影:CANON EOS KISS デジタルX)
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by kojiro_shiraishi | 2007-02-27 19:31 | Comments(6)
康次郎の世界一周 Ship's Log 2-26
LT12:00 UTC16:00 日本時間:2月27日 01:00

緯度:20-24,6S 経度:36-59,7W 
天候:BC 風:北北東12kt 気圧:1016hp 気温:31℃ コース:340度 艇速:9kt


昨夜、タックをして北上を試みる。
このまま風が東へシフトしてくれれば、オンコースを取れるのだが。
あと、もう少し風がシフトしてくれることを祈る。
今のところ、予想したより風が北から吹いてきているので、良くない。

エンジンを回すと船内は40度近くになっている。

タックの際、右舷のダガーボードを揚げようとしたとき、デッキについているブロックを壊してしまった。
壊れたブロックを逆さまに使い、そのあと、スナッチブロックを代用して使っているので、大丈夫だ。
大きな損失ではない。無事にダガーボードも揚がっている。
これは、ノーフォークで交換だ。

KVHのジャイロコンパスの情報がうまくnkeシステムに変換できない件で、今日、再度試してみた。
すると、何と直っている!
やったと思い、喜んでいると、またしばらくして元に戻ってしまった。
原因が分からず。
よって、今まで通り、誤差の分を頭で計算しながら進むことにした。
そのほうが、混乱が少ないだろう。

朝から雲が多く、走りにくい。
突然ガスト(突風)が来たり、風向が変わったり無風になったり。
これから、さらに大変になるだろう。
気をつけて走らねばならない。

夜中、東京FMの収録をした。
いつ放送になるか分からないが、回線もうまくつながって、良い収録になったようだ。

ちょうど今居るところは、日本の反対側なので、全部の収録がこちらの真夜中になる。

本当は昼の方が良いのだが、こればっかりは仕方がない。
日本と反対側なんだと実感できる。
地球は丸いんだね。

まだまだ思うように行かない航海だが、気持ちは落ち着いている。
発電の時にはとても熱くて船内に居られないので、外でゆっくり仏教の本を読む。
気持ちが落ちつく。
その本にも書いてあるのだが、
「過ぎた過去、まだ来ぬ未来を案ずるな、その日、成すべき事を懸命になさい」

この小さな日々の積み重ねが、大きな夢の実現につながっているのだと感ずる。

お釈迦様と、時すでに2500年離れているのだが、本を通じてお話を聞けるのはすばらしいことである。

康次郎

追伸
僕のホームページに書き込んでくれているメッセージは、すべて読んでいます。
皆様の応援がとても励みになっていますよ。
いつも、書き込みありがとうございます。
これからも応援よろしくお願いします。

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写真:白石康次郎(撮影:CANON EOS KISS デジタルX)
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by kojiro_shiraishi | 2007-02-27 09:48 | Comments(6)
康次郎の世界一周 Ship's Log 2-25
LT12:00 UTC16:00 日本時間:2月26日 01:00

緯度:23-40,0S 経度:36-56,8W 
天候:BC 風:北北東20kt 気圧:1015hp 気温:30℃ コース:70度 艇速:9kt


今日も変わらず、右へ30度傾き、ドン・ドン・ドーンと、縦に大きく叩かれている。

気温は30℃を越え、船内はもっと高温多湿である。
身体が休まるのが明け方のほんの2~3時間だけだ。
後はずっと我慢大会である。
1に我慢、2に我慢だ。

こんな状態でも良い事。

月がだいぶ明るくなってきた。
夜の航行には、もってこいだ。
雲もはっきり見えて走りやすい。
そしてもう一つ。
待望の北斗七星を見た。
残念ながら全部ではないが、北の空に、ひしゃくの柄の部分だけ見えた。
まだ空には、南十字星が天の川に浮いているが、北半球の入り口を見たようである。

見慣れた星達との再会を楽しみにしている。

康次郎
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by kojiro_shiraishi | 2007-02-26 10:20 | Comments(5)
康次郎の世界一周 Ship's Log 2-24
LT12:00 UTC16:00 日本時間:2月25日 01:00

緯度:24-42,7S 経度:41-01,7W 
天候:BC 風:北北東12kt 気圧:1016hp 気温:31℃ コース:57度 艇速:6,2kt



相変わらず、向かい風、パンチング、灼熱地獄。
この三重苦以外に書くことがない。
リーダーボードを見ると、ベルナールの走りや天候がうらやましくなってしまう。
悔しくもあり、情けなくもあり。
これが一番いけないことである。
心を乱さず、自分の与えられた風に全力を注がなければならない。

その点、ユーコーはよく走ってくれている。
この3DLのメインセールとソレントも世界を半周以上しているのに、とても綺麗である。
昨夜、月明かりに照らされ、綺麗にカーブしている様はとても美しかった。

これで発電の時間さえ来なければと思う。
ユーコーは小型の発電機を持っておらず、メインエンジンに大きなオルタネーター(発電するもの)が付いている。
つまり、でっかいエンジンを回さなければならない。
そのエンジンの上がチャートテーブルだ。
赤道近い熱いところで、こたつの上に座って作業するよなものだ。
外は容赦なく波がかかってくる。
逃げ場所がない。
デッキ作業していても、波をかぶるのでカッパを着なければならない。
一仕事終えるともう汗だくで有る。
でも、シャワーを浴びられるものではない。
ウエットティッシュで身体を拭くだけで精一杯だ。
我慢大会にはもってこいのところだ。

揺れが激しいため、まともに食事ができない。
水もふんだんにあるわけではない。
ただでさえ、予定航海時間をかなりオーバーしている。
水も貴重だ。

ともかく、この難関を乗り切らねば。
あと数日の我慢である。
頼むぞユーコー!

康次郎
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by kojiro_shiraishi | 2007-02-26 10:17 | Comments(2)
康次郎の世界一周 Ship's Log 2-23
LT13:06 UTC17:06 日本時間:2月24日 02:06

緯度:26-49,3S 経度:42-10,8W 
天候:BC 風:北東17kt 気圧:1019hp 気温:30℃ コース:90度 艇速:10kt

今日も暑い日が続く、発電の時間が怖い。
2時間の灼熱地獄を味わう。
ただ、海の色は本当に濃い蒼でとても美しい。
この海を日本の子供たちに見せてあげたい。
もちろん本物をである。
大きな船に子供たちをいっぱい乗せて大海原へ、出たいものだ。
もちろんそれには政治的な力が必要だが、下手な修学旅行よりも
よほど、将来の子供の育成には必要かと思う。
「もっとも優れた者は、まず天から学び、次に師から学び、次に経から学ぶ」
佐藤一斉の言葉通りだと思う。
この若者達が美しい日本を作っていくのだろう。
その一灯でも、このチャレンジで私が示せればと思う。

昨夜、西伊豆の仁科小学校と冒険授業を行った。
パンチングが激しかったので、途中何度が通信が途絶えたが、多くの生徒達と話をすることができた。
皆、しっかりした良い生徒達である。
子供達の純粋な質問に、こちらも精一杯答えた。
とても充実した時間だった。
できれば、レース終了後、この船を夏の間だけでも日本に持ち帰り、
皆に触って欲しいが、膨大な予算がかかる。
協賛していただけるところが、集まればよいのだが、まだはっきり決まっていない。
あくまでも私の希望だ。

そのためにも、この難局を乗り越えねばならない。
今はずっとアップウインドが続いている。
真正面からの向かい風だ。
右へ左にタッキングしながら、何とか進んでいる。
艇速は出ているが、目的地方向に進めていない。
いつもの倍の距離を走らなければならない。
これも試練である。
リオの北までいければ、何とか進路が保てるだろう。
そこまで暑さとパンチングの戦いだ。
今は我慢のセーリングである。
そういう時などだと、納得をする。

良い事は、康次郎もユーコーも元気である。


康次郎
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by kojiro_shiraishi | 2007-02-26 10:11 | Comments(2)
康次郎の世界一周 Ship's Log 2-22
LT11:00 UTC15:00 日本時間:2月23日 00:00

緯度:29-28,3S 経度:42-28,6W 
天候:BC 風:北北東8kt 気圧:1021hp 気温:31℃ コース:310度 艇速:6,5kt


昨夜から風が無くなり、10kt以下になった。
風は僕の行きたい方向の真正面。
タックをしてもそのアングルが110度を越える。
潮の影響もあるのだろう。
右へ左へ、ちっとも行きたい方向に進まない。
大きくジグザグで進んでいるので、いつもの半分の効率だ。
つまり2倍走らないと目的地へいけない。
おまけに、この風で艇速はまったくのびない。
岸へ近づきたくないが、沖へ出ると風が無いし、難しいところだ。
踏んだりけったりである。
リオデジャネイロを越えるまで苦労するだろう。

気温も30℃を越えてきた。
発電すると、船内は灼熱地獄。

ベルナールは赤道を越え北半球に入った。
おめでとう。
ベルナールの走りには脱帽である。
言うことがない。

こちらは、進めなくてもイライラしてはいられない。
先ほどソレントの下に破けた所があったので、
パッチをあて、糸ではがれないようにステッチした。
手際よく作業ができた。
作業にはとても良い条件だった。
どんなときにも、やらなければいけないことがあるようだ。
その一瞬に善処しなければならない。

マストトップのNKEウインデックス、バーティカルの風力計が動かなくなった。
3つの小さなおわんが回り、風の強さを測るのだが、そのお椀が動かない。
塩で固まったかな?
今はポートのウインデックスを使っている。
3つのうち満足なのはこれだけだ。
何とかノーフォークまで、持ちこたえてくれよ!

夜には冒険授業の予定あり。
こちらは真夜中だが、日本はちょうどお昼に当たる。
回線が無事につながればいいと願う。


康次郎

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写真:白石康次郎(撮影:CANON EOS KISS デジタルX)
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by kojiro_shiraishi | 2007-02-23 09:41 | Comments(5)
康次郎の世界一周 Ship's Log 2-21
LT12:13 UTC16:13 日本時間:2月22日 01:13

緯度:32-28,3S 経度:43-15,8W 
天候:C 風:東南東20kt 気圧:1019hp 気温:26℃ コース:22度 艇速:13kt

昨日の綺麗な天気と一変、荒れています。
風はアビーム(横風)であるが船が走っているので、
見かけの風は斜め45度のアップウインド。
予報では、これから何日間ずっと真上りの風になり、タックしながら北上。
ドッタン、バッタン、パンチングのセーリングになる。
デッキは激しく波で洗われている。
でも、前のレースの40フィートに比べるとだいぶ違う。
安定性と前に進むパワーは60フィートはすごいものがある。
前の船は大変だった。
「僕の人生パンチング」と言う詩まで作った。
「アラウンド・アローン」をぜひご一読を。

発電でエンジンを回すと熱い!
荒れているときは前のハッチを開けられないので地獄だ。
これからもっと熱くなるだろう。
これも修行なのか!

今日は、タイプするのも大変なので、ここらへんで。

康次郎
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by kojiro_shiraishi | 2007-02-22 09:51 | Comments(2)
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夕焼けと三日月。
綺麗な一日でした。

康次郎
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写真:白石康次郎(撮影:CANON EOS KISS デジタルX)
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by kojiro_shiraishi | 2007-02-21 19:06 | Comments(6)
康次郎の世界一周 Ship's Log 2-20
LT14:15 UTC18:15 日本時間:2月21日 03:15

緯度:35-46,5S 経度:44,29,8W 
天候:BC 風:南西3,5kt 気圧:1017hp 気温:26℃ コース:325度 艇速:4,1kt


予想道理、凪につかまった。
C0(コードゼロ)をあげて奮闘中。
しかし、気持ちもイラつかず落ち着いていられる。
心が乱れず私の中心にちゃんとある。
これも修行のたまものかな。
今日は凪を楽しめたようだ。

これから風がSEに変わってる予定。
早く変わってくれないかと、願っている。

午前中はすばらしい天気だった。
空は青く水平線に白い雲が浮いている。
海はどこまでも蒼かった。

うねりも少ないほうだ。

船の後ろに置いてある、スピンネーカーを前に移動する。
これからアップウインドの連続になるだろう。
コンピューターの予想航路はのこぎりみたいにジグザグである。
タック、タックの繰り返しで北上しなければならない。
高気圧と陸の間の、わずかな風を狙って走るしかない。
大変だが、やらねばならないのだ。

オートパイロットの付け根を調整する。
カタカタと、音がしていたが、それがなくなって、今はスムースに動いている。

かなり、暖かくなってきた。
残り少ないオレンジを食べる。
この暑さでは一気にダメになるだろう。
昔から、デッキでオレンジを食べるのが好きだった。
デッキに腰を下ろし、足を海に投げ出して、生きたオレンジをほうばる。
実にうまい。
考えれば、この船で生きているものは少ない。
僕と、このオレンジぐらいかな。
後は全部レトルトだ。
いわば同士の様なものだ。
一口ひとくち、命を繋いでいる感じだ。
陸ではなかなか味わえない感覚である。
生命の繋がりを実感できる。
そのおいしさと生命の輝きに感謝だ。

康次郎

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写真:白石康次郎(撮影:CANON EOS KISS デジタルX)
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by kojiro_shiraishi | 2007-02-21 09:51 | Comments(6)


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