宮崎海洋高校
先日、宮崎海洋高校にいってきました。
我が三崎水産高校と同じ、水産高校です。
学校に案内され、入った瞬間に「水産の潮っけ」を感じました。
昨今、潮っけが無くなった水産高校ですが、宮崎はとても元気でした。
実に、嬉しいことです。
ここには、ヨット部があり、素晴らしい設備が整っております。
私が高校の頃は、ヨットは少ししか乗せてもらえませんでしたので、本当にうらやましい限りです。
先生方のお話も懐かしく、そして今でも熱いものがあり、水産高校もまだまだ捨てたものではないぞと!
胸を熱くしました。
講演終了後、宮崎まで来ましたので、ちょっと足を伸ばしまして、鹿児島県の知覧に行ってきました。
ここはぜひ行って見たかったところです。
「知覧特攻平和会館」
二十歳そこそこの青年が、お国のために若い命を散らした。
彼らの、遺言や辞世の句が多く展示されていました。
その中で、誰一人、国や世の中のことを愚痴ったり、恨みを述べているものはありません。
多くが、「今は、何も申し上げることが無い」と書き両親や兄弟への感謝の気持ち。
ふるさとを思う気持ちが書かれていました。
子供が居る方は、自由に義を持って生きなさい、母親の言うことを聞いて、感謝しなさいと書かれていました。
私も、命がけで何度も航海をしています。
彼らの気持ちと、覚悟の程が良く伝わってきました。
今の世で忘れられている「死生観」を学べる最も良いところではないでしょうか。
最後に、宮崎の閉めは「釜揚げうどん」だそうです。
前田先生、村橋先生はじめ多くの方にお世話になりました。
本当にありがとうございました。
またぜひ行きたいです。
康次郎