|
単独世界一周ヨットレース「5-OCEANS(5オーシャンズ)」にspirit of yukoh号に乗り込み、日本人初のクラスⅠにてチャレンジする海洋冒険家、白石康次郎の公式(オフィシャル)ブログページです。
by kojiro_shiraishi
|
S |
M |
T |
W |
T |
F |
S |
|
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
|
|
|
UTC12:47 07-51,49S 28-29,84W BC E 16kt 1012hp 28℃
コース175度 艇速11kt
昨日から、マイクの姿を探しているが、発見できず。
抜かすときにはぜひ一言声をかけていってほしい。
マイクもアレックスも猛烈な勢いで走ってくる。
このようにトップ集団の中に、オープン60ビギナーの僕が走っていられることは、
とても名誉に思う。
これも、今までがんばってきたクルーのおかげである。
ありがとう。
風も少しずつ東に振れて落ちてきている。
風が弱くなると、軽い船のほうが有利である。
しかし、最後までしっかり走ることに諦めは無い。
ユーコー頼むぞ!
船内も前より涼しくなってきた感じだ。
少し楽になった。
スコールもしばらく無い。
今日、前回のレースで冒険授業を行った野村先生と生徒、お母さん方からのメールを受け取った。
心が熱くなり、自然と涙が出てくる。
4年前、苦労の末にこのレースの出場が決まった。
準備もままならない中、スター地点まで自力で帆走しなくてはならなかった。
スタート前に地球半周である。
しかも船の大きさは40ft。
そんな中、わが母校附属鎌倉小の生徒が下田まで見送りに着てくれた。
その後、回航から、世界一周レースまでほぼ1年間、彼らと共に航海をした。
あの時、どれほど長く苦しい航海であったか。
そんな中、子供たちが送ってくれるメッセージ、歌、各寄港地で見た応援ビデオで僕はどれほど励まされたか、計り知れない。
彼らの歌を聴いて、何度泣いたことだろう。
そして、成功して帰国したとき、一回り大きくなった彼らを見て、心からの喜びと幸せを感じたことは無かった。
その子供たちも今や中学校2年生。
今では少し冷静に見ているだろが、あの熱い思いを心の片隅に残してほしいと願う。
今日のメールで、改めて多くの人に支えられてここまでこられたと実感でき、幸せでいっぱいだ。
野村先生、生徒諸君、ご父兄の皆さん!康次郎元気にやっております。
無事に帰国して、皆さんの大人になった顔を見せてください。
そのためにも、がんばります!
康次郎
(応援メールと一緒に野村先生よりお送りいただきました写真です。)
|
|
|