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単独世界一周ヨットレース「5-OCEANS(5オーシャンズ)」にspirit of yukoh号に乗り込み、日本人初のクラスⅠにてチャレンジする海洋冒険家、白石康次郎の公式(オフィシャル)ブログページです。
by kojiro_shiraishi
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LT13:06 UTC17:06 日本時間:2月24日 02:06
緯度:26-49,3S 経度:42-10,8W
天候:BC 風:北東17kt 気圧:1019hp 気温:30℃ コース:90度 艇速:10kt
今日も暑い日が続く、発電の時間が怖い。
2時間の灼熱地獄を味わう。
ただ、海の色は本当に濃い蒼でとても美しい。
この海を日本の子供たちに見せてあげたい。
もちろん本物をである。
大きな船に子供たちをいっぱい乗せて大海原へ、出たいものだ。
もちろんそれには政治的な力が必要だが、下手な修学旅行よりも
よほど、将来の子供の育成には必要かと思う。
「もっとも優れた者は、まず天から学び、次に師から学び、次に経から学ぶ」
佐藤一斉の言葉通りだと思う。
この若者達が美しい日本を作っていくのだろう。
その一灯でも、このチャレンジで私が示せればと思う。
昨夜、西伊豆の仁科小学校と冒険授業を行った。
パンチングが激しかったので、途中何度が通信が途絶えたが、多くの生徒達と話をすることができた。
皆、しっかりした良い生徒達である。
子供達の純粋な質問に、こちらも精一杯答えた。
とても充実した時間だった。
できれば、レース終了後、この船を夏の間だけでも日本に持ち帰り、
皆に触って欲しいが、膨大な予算がかかる。
協賛していただけるところが、集まればよいのだが、まだはっきり決まっていない。
あくまでも私の希望だ。
そのためにも、この難局を乗り越えねばならない。
今はずっとアップウインドが続いている。
真正面からの向かい風だ。
右へ左にタッキングしながら、何とか進んでいる。
艇速は出ているが、目的地方向に進めていない。
いつもの倍の距離を走らなければならない。
これも試練である。
リオの北までいければ、何とか進路が保てるだろう。
そこまで暑さとパンチングの戦いだ。
今は我慢のセーリングである。
そういう時などだと、納得をする。
良い事は、康次郎もユーコーも元気である。
康次郎
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