LT13:25 UTC17:25 日本時間:3月24日 02:25
緯度:40-02,8N 経度:50-52,9W
天候:BC 風:南西10kt 気圧:1026hp 気温:16℃ コース:27度 艇速:8kt
朝から高気圧の中心に入り、風がぴたりとやむ。
そして、大きな低気圧のうねりだけが海面に残る。
よって、ユーコーは風を受けたセールの支えを失って、
海面の荒れる如く、激しく左右に揺さぶられる。
セールがドカン・ドカンとものすごい勢いで左右に飛ぶ。
セールやマストに最も良くないことだ。
少ない風を拾おうと、朝から昼間で8回ぐらいタックを繰り返した。
風が無くなって休むことはできないのである。
スタート以来、パンチングが激しかったので、バウ(船首)を点検。
予想以上の水が浸入していた。
今までにない量だ。
バウからセールロッカーまでビルジを全部抜いた。
バケツ何杯分だか分からないが、相当の量はいっていた。
この日誌を書く前に、南西の風が吹いてきた。
とても小さな風だが、本物の風だろう。
C5を揚げる。
少し北に北上して、追い風をつかもうと思う。
康次郎
・変な表情をしていますが、元気ですよ。

・つぶれて湯たんぽになったポット

・壊れたブロック(下の土台が割れているのが分かると思います)

・風に向かって走るユーコー

白石康次郎(撮影:CANON EOS KISS デジタルX)