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白石康次郎 spirit of yukoh ブログ
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白石康次郎 spirit of yukoh ブログ
spirit of yukoh
単独世界一周ヨットレース「5-OCEANS(5オーシャンズ)」にspirit of yukoh号に乗り込み、日本人初のクラスⅠにてチャレンジする海洋冒険家、白石康次郎の公式(オフィシャル)ブログページです。
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2007年 02月 26日 ( 3 )
康次郎の世界一周 Ship's Log 2-25
LT12:00 UTC16:00 日本時間:2月26日 01:00

緯度:23-40,0S 経度:36-56,8W 
天候:BC 風:北北東20kt 気圧:1015hp 気温:30℃ コース:70度 艇速:9kt


今日も変わらず、右へ30度傾き、ドン・ドン・ドーンと、縦に大きく叩かれている。

気温は30℃を越え、船内はもっと高温多湿である。
身体が休まるのが明け方のほんの2~3時間だけだ。
後はずっと我慢大会である。
1に我慢、2に我慢だ。

こんな状態でも良い事。

月がだいぶ明るくなってきた。
夜の航行には、もってこいだ。
雲もはっきり見えて走りやすい。
そしてもう一つ。
待望の北斗七星を見た。
残念ながら全部ではないが、北の空に、ひしゃくの柄の部分だけ見えた。
まだ空には、南十字星が天の川に浮いているが、北半球の入り口を見たようである。

見慣れた星達との再会を楽しみにしている。

康次郎
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by kojiro_shiraishi | 2007-02-26 10:20 | Comments(5)
康次郎の世界一周 Ship's Log 2-24
LT12:00 UTC16:00 日本時間:2月25日 01:00

緯度:24-42,7S 経度:41-01,7W 
天候:BC 風:北北東12kt 気圧:1016hp 気温:31℃ コース:57度 艇速:6,2kt



相変わらず、向かい風、パンチング、灼熱地獄。
この三重苦以外に書くことがない。
リーダーボードを見ると、ベルナールの走りや天候がうらやましくなってしまう。
悔しくもあり、情けなくもあり。
これが一番いけないことである。
心を乱さず、自分の与えられた風に全力を注がなければならない。

その点、ユーコーはよく走ってくれている。
この3DLのメインセールとソレントも世界を半周以上しているのに、とても綺麗である。
昨夜、月明かりに照らされ、綺麗にカーブしている様はとても美しかった。

これで発電の時間さえ来なければと思う。
ユーコーは小型の発電機を持っておらず、メインエンジンに大きなオルタネーター(発電するもの)が付いている。
つまり、でっかいエンジンを回さなければならない。
そのエンジンの上がチャートテーブルだ。
赤道近い熱いところで、こたつの上に座って作業するよなものだ。
外は容赦なく波がかかってくる。
逃げ場所がない。
デッキ作業していても、波をかぶるのでカッパを着なければならない。
一仕事終えるともう汗だくで有る。
でも、シャワーを浴びられるものではない。
ウエットティッシュで身体を拭くだけで精一杯だ。
我慢大会にはもってこいのところだ。

揺れが激しいため、まともに食事ができない。
水もふんだんにあるわけではない。
ただでさえ、予定航海時間をかなりオーバーしている。
水も貴重だ。

ともかく、この難関を乗り切らねば。
あと数日の我慢である。
頼むぞユーコー!

康次郎
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by kojiro_shiraishi | 2007-02-26 10:17 | Comments(2)
康次郎の世界一周 Ship's Log 2-23
LT13:06 UTC17:06 日本時間:2月24日 02:06

緯度:26-49,3S 経度:42-10,8W 
天候:BC 風:北東17kt 気圧:1019hp 気温:30℃ コース:90度 艇速:10kt

今日も暑い日が続く、発電の時間が怖い。
2時間の灼熱地獄を味わう。
ただ、海の色は本当に濃い蒼でとても美しい。
この海を日本の子供たちに見せてあげたい。
もちろん本物をである。
大きな船に子供たちをいっぱい乗せて大海原へ、出たいものだ。
もちろんそれには政治的な力が必要だが、下手な修学旅行よりも
よほど、将来の子供の育成には必要かと思う。
「もっとも優れた者は、まず天から学び、次に師から学び、次に経から学ぶ」
佐藤一斉の言葉通りだと思う。
この若者達が美しい日本を作っていくのだろう。
その一灯でも、このチャレンジで私が示せればと思う。

昨夜、西伊豆の仁科小学校と冒険授業を行った。
パンチングが激しかったので、途中何度が通信が途絶えたが、多くの生徒達と話をすることができた。
皆、しっかりした良い生徒達である。
子供達の純粋な質問に、こちらも精一杯答えた。
とても充実した時間だった。
できれば、レース終了後、この船を夏の間だけでも日本に持ち帰り、
皆に触って欲しいが、膨大な予算がかかる。
協賛していただけるところが、集まればよいのだが、まだはっきり決まっていない。
あくまでも私の希望だ。

そのためにも、この難局を乗り越えねばならない。
今はずっとアップウインドが続いている。
真正面からの向かい風だ。
右へ左にタッキングしながら、何とか進んでいる。
艇速は出ているが、目的地方向に進めていない。
いつもの倍の距離を走らなければならない。
これも試練である。
リオの北までいければ、何とか進路が保てるだろう。
そこまで暑さとパンチングの戦いだ。
今は我慢のセーリングである。
そういう時などだと、納得をする。

良い事は、康次郎もユーコーも元気である。


康次郎
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by kojiro_shiraishi | 2007-02-26 10:11 | Comments(2)


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